2013年を振り返って・・・診療のこと

今年もたくさんの患者様にご来院頂きましてありがとうごさいました。

院長もわたしも日々精一杯診療にあたっていますが、残念ながらお役に立てないこともあります。命を扱う仕

事ですから、悲しいお別れも当然あります。

 動物たちが最期を迎える中で、けなげに頑張る姿や、その子を懸命に看病する飼主さん達の温かい思

いを間近で見ると、大事にされて幸せな一生を送ったんだろうなと思いますし、そこまで大事にできる存

在がいるということも素晴らしいことだなと何度も胸を熱くさせられました。お別れは悲しいけど、生き物を

飼うってホントに素晴らしいことだな、と思うんですよ。

 だから、悲しいお別れがある一方で、

「もう飼わないって決めたんですけど、」、「主人が勝手に、」、「子供が連れてきて」、「あの子に似てい

て」、なんて理由はいろいろですけど、いろんな縁あってまた、新しく犬や猫を迎え入れる方が今年はたく

さんいらっしゃったことがとてもうれしかったです。みなさん、とっても幸せそうなんです。中には、5年振り

に新しい子を迎え入れた方がいたり、幸せのおすそ分けを頂いてばかりでした。

「また、○○さんにお会いできてうれしいです」

「またお世話になります」 

こんな会話がとてもうれしかった2013年でした。

 もう一つ。

 南郷さんに「うちのおかんの知り合いの知り合いが先生にすごく感謝しているらしいですよ~」と言われ

ました。どなたかはわかりませんが、めぐりめぐって伝わってきました。些細なことに日々励まされていま

す。ありがとうございます。

 まだまだスタッフ不足で患者さまにはご迷惑をおかけしますが、来年も一生懸命診療にあたりますの

でよろしくお願いします。 

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病院で飼っていたウメちゃん。今年亡くなりました。もともと3本の足を折られた状態で病院の前に捨てられていた子でした。

足は不自由だったけど、体は丈夫で大きな病気をすることなく、最期の一年は寝たきりになり、眠るように亡くなりました。

ウメは幸せだったかな?

長生きしてくれてありがとう。